クリニックが始動しました。

 12月1日にクリニックでの診療を開始しました。

 2週間ほどがほんとうに一瞬にして過ぎて行きました。

 

 初日は20人ほどの患者さんが来られました。1人を除いて残りはすべて肛門疾患の方々でした。まさか初日に痔核のALTA注射を希望される方がおられるとは思わず、手術同意書もまだできていませんした。まぁ、ご祝儀相場ですね。

 翌日からは開業したてのクリニックらしく、10人前後を行ったり来たり。まだ、一桁前半という日はないので、上出来ではないかと思います。

 

 クリニックを見上げながら、「オレ、ほんまに開業したんやなぁ。」なんて、今頃になって感じています。いい建物ができて、建物に負けない魂をこめるのは私の仕事です。

 この2週間ほどは、備品の整理や、事務手続きの忙殺され、今までいかに病院の事務の方々にお世話になっていたか痛感させられます。個人事業主への道は険しいですね。

 

 とまれ、始まりました。これまでの培った経験だけでは到底やっていけません。52歳の勉強大作戦も始まったわけです。

 ”50の手習い”―いい響きです。これまでしてこなかった勉強をこの年齢で新しくできる、幸せなことだと思います。

 真面目に、これまで以上に真面目に、患者さんに接して、患者さんから教えてもらうこと、育ててもらうことも多いと思います。

 

 コツコツやっていきます。なにせ、先は長いし、はじまったばかりですから。


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コメント: 1
  • #1

    中西真人 (土曜日, 02 1月 2016 21:11)

    藤田先生、開業おめでとうございます!スタッフも美人揃いで、素敵なクリニックができましたね。消化器外科領域の専門医は少ないそうなので、これからも地域医療に貢献されることを期待しています。私も「ときわバイオ(株)」というベンチャーを起業し、今年は2年目。遺伝子治療・再生医療・バイオ医薬品の開発を通じて、一人でも多くの難病の患者さんを救いたいと思っています。藤田先生の論文を参考にしながら、肝臓での遺伝子治療の可能性を検討中です。お互い、頑張りましょう!