8月に入り、夏はやっぱり熱いなぁと当たり前のことを感じ入っています。
ここ南紀は、大阪に比べるとビルが少ないので、夜何時になっても息を吸うのがイヤになるような暑さはないですが、日中は殺気を帯びた直射日光が降り注ぎますね。
さて、身内ネタで恐縮ですが、昨年私の娘は、介護中だったおじいさんを支えて自宅に来られる人たちを取材して、「おじいちゃんの介護の輪と和」というタイトルで自由研究をしました。優秀作品に選ばれて、社会科・生活科学資料作品集という冊子に掲載されました。
ケアマネージャーさん、訪問入浴サービスの方々、ヘルパーさん、訪問看護ステーション、往診に来ていただいていた真寿苑クリニックの森先生、妻とその姉妹たち、特別養護老人ホーム「真寿苑」の相談員の方に、娘がインタビューをしてまとめたものです。
子供目線でわかりやすく書かれているので、ひょっとしてこれから介護されるかもしれない方々の入門書になるかもしれないと、アップすることにしました。
このインタビューから半年後、おじいちゃんは亡くなりました。でも、小学5年生の孫がインタビューしたり、取材したりするのを楽しそうに笑って見つめていました。勉強にもなったでしょうが、おじいちゃん孝行になったと思います。
亡くなる日、自分の子供たちに交じって、孫の女の子3人も畳に正座して、おじいちゃんの最期を見送りました。
介護は家族の総力戦です。家族だけではとても支えきれず、燃え尽きてしまいます。たくさんの方々に支えていただき、在宅で看取ることができました。
これから高齢者が経験したことのない勢いで増えてきます。介護が必要な高齢者の方々も急速に増えてきます。
こんな子供っぽい入門書があってもいいように思います。
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