9月6日市長室で救急医療の市長表彰を受けました。紀伊民報に記事を掲載頂きました。
紀南病院時代は、緊急手術を頻繁にやっていましたが、この3年足らずで緊急対応で基幹病院に送った患者さんは10人くらいでしょうか。そのまま緊急手術になった患者さんもおられます。
もっと救急医療に尽力しておられるドクターはたくさんいると思いますが、こんな表彰を受けるというのも、年をとったということでしょうか。
当日はクールビズでネクタイNGということで、半袖のワイシャツを買いました。
真砂市長さんとは、医師会の忘年会で、「赤上げて、白上げないで…。」の例のゲームで決勝を戦い、私が景品をいただいたことがあります。
スピーチは驚くくらい上手です。当日もニュースのトピックを拾いながら、短時間の、締まりのある話をされました。
私、にやけていてすみません。賞状もななめです。
私の隣は、紀南病院消化器科部長の山西先生です。彼は、市長医師会連盟表彰で、医師会理事の上田先生(うえだ内科クリニック)から表彰されました(右端)。彼のような戦う勤務医のおかげで、開業医の仕事が成り立っています。
私が頑張って緊急手術をしていたように、今は下の世代の先生たちがこの地域の救急医療を支えています。いざとなれば、日中なら和歌山医科大学に救急ヘリで搬送できるようになりました。
開業医としては、これまでたくさん救急症例を見てきた目で、一刻を争う救急患者を見逃さずに、必要なら迅速に搬送することが、救急医療のスタートになりますので、送らないといけない症例を家に帰したり、適当な投薬でその場しのぎをして重篤な状態の陥らせないように、一人ひとりの患者さんをしっかり診てきたいと思います。