ふじたクリニックでは、

     こんな診療をしています。

消化器疾患の診療

 消化器臓器は、口から肛門につながる胃や大腸などの消化管と、肝臓や胆嚢、すい臓などの実質臓器に分けられます。

 胃や大腸は内視鏡(カメラ)で観察することができ、ポリープや腫瘍を発見できることができます。特に胃がん、大腸がんは早期に発見すれば、内視鏡治療で完治することができ、大きな手術に至る前に対処することができます。

 肝臓やすい臓には肝臓がんやすい臓がんができることがあります。胆嚢には腹痛の代表的疾患である胆石症があります。いずれも超音波検査で発見できます。超音波検査は痛みを伴う検査ではなく、定期的な検査が早期発見に有効です。

上部消化管 (食道・胃・十二指腸)

 食欲がない、胃がもたれる、胸焼けが続く、みぞおちに痛みがある、こんな症状はありませんか?

 ヘリコバクター ピロリ(ピロリ菌)は胃粘膜に住み着く細菌で、胃炎や消化性潰瘍(胃潰瘍、十二指腸潰瘍)の原因として重要ですが、

さらに、最近ピロリ菌胃がんのもっとも重要な要因であることが判明し、除菌が早期に行えれば、将来胃がんは撲滅できるのではないかと考えられています。成人では50%程度がピロリ菌を保菌しているといわれ、除菌して胃がんの心配がなくなるのに10年程度かかることが知られています。早めの除菌とその後の定期的な胃カメラによる観察が必要です。

 

  • 食道へ胃液が逆流しないしくみをもともとは備えていますが、年齢とともに胃液が食道内へ逆流してくることがあります。食道胃逆流症(GERD)といいます。胸焼けが強くなったり、食事が胸で使える感じがしたりします。強い痛みの原因になることもあります。

    毎日の症状ですし、食事もおいしくなくなります。   

    胃カメラでGERDの診断がつけば、胃酸を抑える薬  

          などの治療方法があります。

 ふじたクリニックでは、鎮静剤を使って眠った状態で検査を行うなど、つらくない胃カメラを行うためのさまざまな工夫をしています。一度胃カメラを受けられては如何でしょうか?そして、

 ピロリ菌の検査を行い、陽性の場合は、ただちに除菌治療を行いましょう。

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下部消化管 (大腸)

  • 大腸がん検診で行われる「便潜血検査」は、大腸がん大腸ポリープを見つける上で非常に大切な検査です。”毎年”便潜血検査を受けることで、大腸がんの死亡率を70%下げられるという研究結果もあります。ごく簡単な検診ですので、最低限、便潜血検査は毎年されることを強くお勧めします。

 

  • また、便潜血陽性の結果の方は、そのまま放置するのではなく、大腸カメラできちんと異常のないことを確認することを勧めします。「毎年ベン潜血検査でひっかからなかったし、今年だけだから…」はよくありません。大腸がんの”芽”である、大腸ポリープができているのかもしれません。この段階なら大きな手術をせずに、カメラだけでポリープが取れる可能性があります。検査でひっかかったら、放置せずにきちんと検査をしましょう。

 

  • 排便をすると血液が付着する、最近便がほそくなった、便秘が強くなった、便秘と下痢を繰り返すようになった、などの症状はありませんか?痔からの出血と決めつけていると、大腸がんが隠れていることがあります。60歳以上の方は、痔出血があっても、大腸カメラを受けられた方がよいと思います。

 

 「検査前の腸管洗浄はしんどいからイヤ!」という方も、少なくとも浣腸の処置だけで観察できる、S状結腸から直腸までの大腸カメラによる観察だけは行うようにしましょう。

 大腸がんの発生は、直腸に約40%、S状結腸に約28%、併せて約70%程度が、S状結腸から直腸に発生するからです。

  ふじたクリニックでは、おなかが張りにくいCO2送気装置や細い径の内視鏡を使用し、鎮静剤を使って眠った状態で大腸カメラを行います。

 

 詳しい検査や手術が必要な場合は、紀南病院や南和歌山医療センター、和歌山医大などへ紹介いたします。

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和歌山県田辺市の肛門科【ふじたクリニック】 痔の日帰り手術・内視鏡検査・便秘治療

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